0120-757-530

平日  9:00〜12:00 13:00〜17:00

定休日 第2・4土曜日

  • 公開日:2026年4月8日
  • 更新日:2026年3月31日

奥行きが数センチしかない場所でもアルミ引き戸は設置できる?後付け対応の条件を解説

奥行きが数センチしかない場所でもアルミ引き戸は設置できる?後付け対応の条件を解説

「奥行き幅が数センチしかないんですが、引き戸って取り付けできますか?」

今回は、実際にお客様からいただいたご相談をもとに、
こうした“スペースがかなり限られているケース”について詳しく解説していきます。

同じようなお悩みをお持ちの方はとても多く、
「設置できるかどうか」でリフォーム自体の方向性が変わることも少なくありません。

この記事では、単に「できる・できない」だけでなく、
・なぜ設置できるのか
・どうすれば失敗しないのか
といったポイントまで、分かりやすくまとめています。

※なお当店では施工は行っておらず、引き戸の販売のみとなります。

目次
執筆者のイラスト

この記事を書いている人

和室リフォーム本舗の太田明子です。建具業界に15年以上携わり、現在はWEBやブログを担当しています。紙好きで襖紙の知識には自信あり。 当社は創業昭和21年(1946年)。自社工場からメーカー直販で、全国へ建具をお届けしています。

プロフィール詳細はこちら

お問い合わせ内容(奥行き幅が数センチしかないケース)

今回のご相談内容を少し一般的な形にまとめると、こんなケースです。

・フローリングの部屋に間仕切りとしてアルミ引き戸を設置したい
・幅や高さは問題なし
・奥行き幅が3センチ程度とかなり限られている

 ・構造は「枠・壁・枠」で中央部分がとても薄い
・2枚引き戸を予定

つまり、「かなり狭いスペースでも本当に設置できるのか?」というご相談です。

数センチでも設置は可能。ただし“仕様選び”が重要

片方の扉での出入りが前提となりますが、数センチ程度の奥行きでもアルミ引き戸の設置は可能です。

結論からお伝えすると、
数センチ程度の奥行きでもアルミ引き戸の設置は可能です。

ただし、以下の3つがとても重要になります。

・アルミ枠の種類
・レールの種類
・取り付け精度

この3つを正しく選ぶことが前提になります。

ここを間違えてしまうと、
「そもそも入らない」「動きが悪い」といったトラブルにつながるため注意が必要です。

なぜこの相談が増えているのか?

最近、「奥行き幅が足りない」というご相談はとても増えています。

その背景には、ライフスタイルの変化が大きく関係しています。

・子どもが独立して、部屋の使い方を見直したい
・広すぎる空間を区切って、ちょうどいいサイズにしたい
・後付けで間仕切りを作りたいニーズの増加
・DIYで設置を検討する方が増えている

特に多いのが、
「今の間取りをそのまま活かしながら、使いやすく区切りたい」というご要望です。

例えば、
・広かったリビングを一部区切って個室化したい
・使っていなかった部屋を収納やワークスペースにしたい
といったケースです。

ただ、こうした“後から間仕切る”場合、
もともと建具を入れる前提の構造ではないことが多く、
奥行き幅が十分に確保されていないケースが多いのが実情です。

そのため、
「このスペースでも本当に設置できるのか?」というご相談が増えています。

ポイント①:アルミ枠の厚み選び

アルマジには主に2種類の枠があります。

・約26mm(細枠)
・約28mm(太枠)

今回のように奥行き30mm程度の場合、

枠厚26mm+クリアランス2〜3mmで収まる設計となるため、理論上は施工可能ですが
施工誤差や壁の不陸を考慮すると、最低でも2〜3mmの逃げが必要になるため細枠の方が現実的です。

ポイント②:レール選びで仕上がりが変わる

アルマジはV型レールを使用しますが、
ここで仕様が大きく分かれます。

●溝が2本のレールを1本仕様
・太枠を使用
・レールは1本でOK
→ メリット:施工がシンプル
→ デメリット:スペースに余裕が必要

●溝が1本のレールを2本使用
・細枠を使用
・レールを2本設置
→ メリット:狭い場所に対応しやすい
→ デメリット:上下のバランスを見ながら2本のレールを設置する必要がある為施工がやや手間

今回のように奥行き幅が3センチ程度の場合は、 「細枠+レール2本」が最も現実的な選択です。

施工の流れ(イメージ)

①天井や梁(はり)に上レールを固定します。

※この時点では「仮の基準」として設置します
※下地(柱・間柱)がある位置に必ず固定してください

関連記事:

壁の下地の探し方完全ガイド|穴を開けずに見つけるコツと下地がない時の対策

② 扉を仮にはめる(位置出しの基準)

上レールを取り付けたら、
実際の引き戸を一度はめ込みます(仮設置)

この状態で、
・扉の位置
・開閉の軌道
を確認しながら、下の位置を決めていきます。

③ 下レール(戸車位置)の決定

扉を仮にはめた状態で、

・戸車が通るライン
・扉の振れ幅   ・クリアランス(隙間)

を見ながら、 下レール(またはガイド)の位置を決定します。

④ 下レールを仮固定して動作確認

いきなり本固定せず、

・両面テープ
・軽くビス止め

などで仮固定し、必ず動作確認を行います。

チェックポイント👇
・スムーズに動くか
・途中で引っかかりがないか
 

⑤ 問題なければ本固定

動作に問題がなければ、
下レールを本固定します。

その後、必要に応じて
・高さ調整
・建付け微調整
を行い完成です。

なお当店では施工サービスは行っておらず、商品の販売のみとなっております。
設置に関してご不安な場合は、専門業者へご依頼いただくことをおすすめいたします。

■よくある質問(Q&A)

Q. クッションフロアでも設置できますか?
A. 可能ですが、ビス固定の場合は下地確認が必要です。

Q. DIY初心者でもできますか?
A. 位置出しを丁寧に行えば可能です。現地により異なりますので難しい場合は業者に頼みましょう。

Q. 2枚引き以外も対応できますか?
A. サイズや条件により対応可能です。お写真などいただけましたら確認させていただきますのでまずはご相談ください。

■まとめ

アルミ引き戸は、
「スペースが足りないから無理」と思われがちですが、
実は工夫次第で設置できるケースが多くあります。

・寸法
・写真
・設置状況

を共有いただければ、最適なご提案が可能です。

お気軽にご相談ください。

※本記事は実際のお問い合わせ内容をもとに構成しています

✅ アルミの引き戸「アルマジ」はこちらからご覧いただけます。

📚 他のカテゴリもチェック

リフォーム基礎知識 (9)お知らせ・キャンペーン (2)お問合せ事例 (2)室内ドア(引き戸・開き戸) (32)クローゼット扉(押入れ) (9)襖・障子のリメイク (10)おしゃれな和室づくり (15)

ページトップへ