「クローゼットの扉が古くなってきた」「開け閉めがスムーズじゃない」「部屋の雰囲気に合わない」
そんな理由で、クローゼット扉の交換を検討する方が増えています。
ですが、いざ調べてみると…
- クローゼット扉って意外と高い?
- 業者に頼むとどれくらいかかるの?
- 自分でできる方法はあるの?
といった疑問が次々に浮かんできますよね。
この記事では、「クローゼット 扉 交換 費用」をテーマに、業者に依頼する場合とDIYで交換する場合の費用相場やポイントをわかりやすく解説します。
さらに、実際の施工例や、おすすめの商品紹介までしっかりカバーしていますので、扉交換を検討している方はぜひ参考にしてください。
取り付け方の参考に:
✅
後付けクローゼットで押入れを劇的リフォーム│ふすまミゾを活かしてDIY!

和室リフォーム本舗、太田と申します。
建具業界に入って15年以上。
今はWEBやブログまわりを担当しています。
紙好きが高じて、襖紙の見分けにも自信あり。
実はフグ調理師免許も持ってます🐡
目次
- クローゼット扉の交換、どんなときに必要?
- クローゼット扉の交換にかかる費用の相場
- 建材メーカーで揃えたい方へ|メーカー品の特徴と価格感
- DIYで交換できるクローゼット扉もある!
- DIYで設置する流れ|不安な方はこちらをチェック
- よくある質問(FAQ)|クローゼット扉の交換で気になること
- まとめ|自分に合った方法でクローゼット扉を交換しよう
クローゼット扉の交換、どんなときに必要?
クローゼット扉を交換するタイミングは、さまざまな場面で訪れます。以下のようなケースが代表的です。
- 扉の劣化(表面の傷・変色・反り・剥がれなど)
- 開閉トラブル(音が鳴る、重い、引っかかる)
- 部屋の模様替え(和風から洋風へ、統一感のあるデザインに変更)
- 賃貸住宅での空室対策(見た目を改善し入居率アップ)
最近では、押入れをクローゼットにリフォームする人も増えており、ふすまの見た目を変えるだけでも印象が大きく変わると注目されています。
クローゼット扉の交換にかかる費用の相場
扉交換の費用は、依頼方法・施工範囲・選ぶ素材やデザインによって大きく変わります。以下に代表的なパターンの費用感をまとめました。
項目 | 費用の目安 | 備考 |
業者に扉だけ 交換依頼 | 約5万〜 10万円 | 扉代3〜6万円+工賃2〜4万円が一般的。 標準サイズの折戸で、既存枠を活かすケースが多い。 |
扉+枠ごと 交換 | 約8万〜 15万円 | 下地の補強やクロス補修が必要になる場合もあり、 内容によってはさらに費用が加算されることも。 |
DIYで 扉交換 | 約2万〜 4万円 | 商品代のみ。電動ドライバーで取付可能。 商品代のみ。2枚折戸は2万円台もあるが、 3枚以上や高さがある場合は4万円前後に。 |
古い扉の 処分費 | 0〜 5,000円 | 自治体によって異なる。 粗大ゴミ回収・可燃ごみの扱いの違いも確認を。 |
注意点として、見た目が良くても壁と枠の“納まり”に手間がかかる場合、別途加工費が必要になることがあります。事前に見積もり確認を忘れずに。
建材メーカーで揃えたい方へ|建材メーカー製クローゼット扉の魅力と価格感
「せっかくなら質の良いものを選びたい」「部屋全体の統一感を大切にしたい」
そんな方には、LIXILやDAIKENといった大手住宅設備メーカーが展開する“建材グレード”のクローゼット扉がおすすめです。品質やデザイン性はもちろん、住まい全体との調和が図れるのが魅力です。
■ LIXIL「ラシッサ」シリーズ
美しい木目調と圧倒的なカラーバリエーションが魅力のラシッサシリーズ。
機能性も抜群で、ソフトクローズ機能やハイドア対応、他の室内ドアとのトータルコーディネートも可能です。
高級感のある仕上がりで、見た目にも使い勝手にも妥協したくない方にぴったり。
開口幅1800mmの場合、W16・H2306サイズ(折れ戸2セット分)
メーカー希望小売価格(本体のみ): 180,000円
出典元:ラシッサ クローゼットカタログ(価格表付き)を見る
※外部リンクへ遷移します。
■ DAIKEN「ieria(イエリア)クローク収納 折戸ユニット」
抗ウイルス仕様やペット対応など、機能性に優れた収納扉ユニット。
モダンなデザインで住宅全体の空間になじみやすく、開閉も静か。工務店での施工を前提とした本格派向けです。
開口幅1680mmの場合、H2320サイズ(折れ戸2セット分)
メーカー希望小売価格(本体のみ): 66,000円 ※取っ手別
出典元:DAIKEN ieria(イエリア) クローク収納 折戸ユニット カタログ(価格表付き)
※外部リンクへ遷移します。
◯ 高価格帯の注意点
- 上記価格は本体のみの金額であり、施工費・送料・金物・枠材などは別途必要です。
- 工務店・リフォーム業者に依頼する場合、施工費用は2〜4万円前後が目安です。
- 実際の購入時は、取扱店舗や建材ルートによって価格が変動します。
商品仕様や必要部材を事前に確認しましょう。
このように、建材メーカー品は品質・耐久性・デザイン性ともに優れており、長く使いたい方におすすめです。ただし、DIYでの設置は難しいため、施工体制の確保も重要なポイントとなります。
DIYで交換できるクローゼット扉もある!
「そこまで高機能じゃなくてもいいから、コストを抑えたい」
「工事はしたくないけど見た目は変えたい」
そんな方には、DIYで交換できるクローゼット扉がぴったりです。
✅ 折戸タイプのDIY対応クローゼット扉
市販されている中には、既存のふすま溝をそのまま活用できるタイプもあり、設置の手間を抑えたい方や、初めてDIYに挑戦する方にも適しています。ドライバー1本で取り付けられる設計の製品も多く、コストを重視する方にとって有力な選択肢です。
例えば、開口幅1800mm・高さ2100mmの折れ戸2セットタイプは、
金物一式込みで46,900円(税込・送料込)です。※必要な金物全てセット
DIYで設置する流れ|不安な方はこちらをチェック
とはいっても、、、
「わたし、不器用なんだけど、DIYって本当にできるの?」や「大変じゃないの…?」などと不安に思う方も多いはず。
DIY設置に対応したクローゼット扉も多く、取扱説明書や設置例が公開されている製品なら、初めてでも安心です。設置の流れがわかる写真付きの事例紹介もありますので、DIYが不安な方は参考にしてみてください。
DIYでの設置の流れがわかる写真付きの事例紹介
関連記事:後付けクローゼットで押入れを劇的リフォーム│ふすまミゾを活かしてDIY!
よくある質問(FAQ)|クローゼット扉の交換で気になること
Q. クローゼットの扉って自分で交換できますか?
A. 最近はDIY向けの製品も多く販売されており、基本的な工具があれば個人でも交換可能です。電動ドライバーがあると作業がスムーズです。
Q. サイズの調整や扉のカットって必要?
A.製品によります。既製品の場合は設置場所のサイズに合うか事前の確認が必要です。オーダー製品なら加工不要で設置できるものもあります。
Q. 古い扉の処分方法はどうすればいい?
A. 一般的には自治体の粗大ごみ回収を利用するケースが多いです。最近は有料のところも増えています。サイズや材質によって処分方法が異なるため、地域のルールを確認しておきましょう。
Q. 業者に頼む場合、工事費ってどのくらい?
A. 扉だけの交換であれば、工賃は2〜4万円前後が相場です。ただし、下地の補強や枠の加工が必要な場合は、さらに費用がかかることもあります。無料見積もりなどを利用し「こんなに高くなるはずじゃなかった…」というようにならないように、事前にしっかり確認をしておきましょう。
Q. 費用を抑えるにはどうすればいい?
A.DIYできる製品を選んだり、既存の枠をそのまま活かせるタイプを使うことで、施工費を大幅に削減できます。価格と機能のバランスを見て選びましょう。
まとめ|自分に合った方法でクローゼット扉を交換しよう
クローゼット扉の交換費用は、選ぶ方法で大きく変わります。
業者に依頼すれば、安心して仕上がりも美しくなりますが、費用は高くなりがち。
一方、DIY対応の商品を選べば、コストを抑えつつ自分のペースで取り付けられます。
扉を交換するだけでも、収納空間の印象は大きく変わります。
毎日使う場所だからこそ、見た目・使いやすさ・予算のバランスを考えて、自分に合った方法で交換してみてくださいね。
DIYで交換できるクローゼット扉
