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  • 公開日:2025年2月17日
  • 更新日:2025年6月16日

クローゼット引き戸の選び方│種類・デザイン・素材を徹底解説!

クローゼット引き戸の選び方│種類・デザイン・素材を徹底解説!

クローゼットの引き戸を選ぶなら、「省スペース」「おしゃれ」「使いやすさ」を兼ね備えたタイプを選ぶのがポイントです。

引き戸は収納力をアップさせ、お部屋の印象もスッキリ見せる優秀な建具。しかし、種類・デザイン・素材が豊富で、迷いやすいのも事実です。

この記事では、失敗しない引き戸選びのコツを、種類・デザイン・素材の違いからDIY方法までわかりやすく解説します。

あなたにぴったりの引き戸を見つけて、快適でおしゃれなクローゼットづくりを始めましょう!

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クローゼットを引き戸にするメリット

クローゼットを引き戸にするメリットを2つ紹介します。

開閉スペースが不要

クローゼット引き戸のメリット。前に大きな家具があっても省スペースでスムーズに開閉できる様子
クローゼット開き戸のデメリット。前に家具があるとドアが開かず、使い勝手が悪くなる様子のジフアニメ

クローゼットの扉を引き戸にする最大のメリットは、開閉のためのスペースを確保する必要がないことです。開き戸や折れ戸の場合、扉を開くための前方スペースが必要になりますが、引き戸なら横にスライドするため、ベッドや家具が近くにあっても問題なく開閉できます。

特に、限られたスペースの寝室やワンルームのクローゼットには、引き戸が適しています。また、小さな子どもやペットがいる家庭でも、扉を急に開けてぶつかる心配が少ないため、安全面でも優れています。

開閉しやすい

引き戸は、力を入れずにスムーズに開閉できるのも魅力です。特に、レールが上吊り式になっているタイプは動きが軽く、小さな子どもや高齢者でも簡単に扱えます。

また、開き戸や折れ戸のように「扉が途中で開かなくなる」「動作音が大きい」といった問題が少なく、静かに開閉できるのも特徴です。寝室や書斎など、音が気になる場所のクローゼットにも向いています。

クローゼットを引き戸にするデメリット

クローゼットを引き戸にするデメリットを2つ紹介します。

全開にしづらく使いにくい

ローゼット引き戸は左右どちらかしか開かず、開口が狭くなるデメリットを示したジフアニメ
クローゼット開き戸は全開できて開口スペースが広く、使いやすさが一目でわかるジフアニメ

引き戸のデメリットの一つは、一度にクローゼットを全開にできないことです。一般的な引き違い戸の場合、左右の扉が重なってスライドするため、常にクローゼットの半分しか開けられません。

そのため、大きな荷物を出し入れする際に不便を感じることがあります。また、衣類や収納ケースを整理する際も、一度に全体を見渡せないため、開き戸に比べると手間がかかる場合があります。

レールの掃除が必要

クローゼット引き戸のレール掃除。たまったゴミやほこりを綿棒で取り除き、スムーズな開閉を維持する方法

クローゼットを引き戸にすると、レール部分の掃除が必要になるというデメリットがあります。

引き戸のレールには、ホコリや髪の毛、ゴミが溜まりやすく、放置するとスムーズな開閉ができなくなることもあります。

特に、湿気が多い場所ではカビが発生することもあるため、定期的な掃除が必要です。

クローゼットに使える引き戸の種類

クローゼットの引き戸にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。使い勝手や設置スペースに合わせて、最適なタイプを選びましょう。

片引き戸

片側にスライドして開閉するシンプルなタイプの引き戸です。扉が一枚だけのため、省スペースで設置でき、開閉もしやすいのが特徴です。

片引き戸のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット

  • 扉が一枚なので、シンプルでスタイリッシュなデザインにできる
  • スペースが限られた場所でも取り付け可能

デメリット

  • 開けられる範囲が限られるため、大きな荷物の出し入れがしにくい
  • 幅の広いクローゼットには不向き

引き込み戸

扉を壁の中に収納できるタイプの引き戸です。開いたときに扉が完全に隠れるため、見た目がスッキリし、クローゼットを広く使えます。

引き込み戸のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット

  • 扉が邪魔にならず、クローゼットの開口部を最大限に活用できる
  • インテリアと調和しやすく、スタイリッシュな仕上がりになる

デメリット

  • 設置には壁の中に収納スペースが必要
  • 施工費用が高くなる場合がある

引き違い戸

2枚以上の扉を左右にスライドさせて開閉する、最も一般的な引き戸です。多くの住宅で採用されており、比較的リーズナブルな価格で設置できます。

引き違い戸のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット

  • スペースを取らずに開閉できるため、狭い部屋でも使いやすい
  • 扉のデザインが豊富で、インテリアに合わせやすい

デメリット

  • 一度に開けられる範囲が限られるため、クローゼットの中全体を見渡しにくい
  • レール部分にホコリが溜まりやすく、定期的な掃除が必要

引き分け戸

中央から左右に開くタイプの引き戸で、開き戸と引き戸の特長を兼ね備えています。開口部を広く確保できるため、大きな収納スペースにも適しています。

引き分け戸のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット

  • 両側に開くため、クローゼットの中が見やすく、整理しやすい
  • 扉がスムーズに開閉でき、使い勝手が良い

デメリット

  • 引き違い戸に比べると設置コストが高くなる
  • スペースに余裕がないと、うまく設置できない場合がある
関連記事:引き戸(スライドドア)と開き戸の違いは?メリット・デメリットや選び方を紹介

クローゼットの引き戸を選ぶ際のポイント

クローゼットの引き戸は、使い勝手やデザインによって選ぶポイントが異なります。引き戸の種類、素材・デザイン、レールの有無を考慮しながら、最適なものを選びましょう。

引き戸の種類で選ぶ

引き戸には片引き戸・引き込み戸・引き違い戸・引き分け戸などの種類があり、それぞれの特性を理解することが重要です。

  • 片引き戸:省スペースで設置できるが、一度に開けられる範囲が狭い
  • 引き込み戸:扉を壁の中に収納できるため、開口部を最大限活用できるが、施工費用が高め
  • 引き違い戸:最も一般的でデザインも豊富だが、クローゼット全体を開けられない
  • 引き分け戸:両側に開くため収納しやすいが、設置スペースが必要

収納の使いやすさや設置環境に合わせて、最適なタイプを選ぶことが大切です。

素材やデザインで選ぶ

クローゼットの引き戸は、部屋の雰囲気に大きく影響を与えるため、素材やデザインにもこだわりたいところです。

木製の引き戸は温かみのある印象で、和室やナチュラルテイストの部屋に最適です。樹脂パネルの引き戸はスタイリッシュなデザインで、開放感を演出できます。

和室リフォーム本舗で取り扱っている「ふすまリフォームドア」は、今あるドアやふすまの枠そのままで設置できます。

カフェスタイルのおしゃれな部屋に設置したモカ色の窓なしクローゼット引き戸の施工例
窓がないタイプのWBシリーズ。
ふすまリフォームドアWB-01 モカ
ダーク色でシックなクローゼット引き戸。大きな窓から隣の部屋の光を取り込み、明るく見える室内の様子
樹脂パネル入りのWGシリーズ。
ふすまりリフォームドアWG-02 ダーク

アルミの引き戸は、モダンな雰囲気を出したい場合におすすめです。当社で取り扱っているアルミ引き戸「アルマジ」は、アルミフレームと樹脂パネルからできており、シャープな印象を与えられます。

アルミ引き戸アルマジ。シルバーフレームと3分割窓から自然光が差し込むハワイアン風の素敵な部屋の施工例
アルマジ(シルバーフレーム/3分割デザイン)
ラックフレームのアルミ引き戸アルマジ。おしゃれな不規則ボーダーデザインと透明アクリル窓でシックな落ち着いた部屋を演出した施工例
アルマジ(ブラックフレーム/ボーダーデザイン)

レールの有無で選ぶ

床にレールがあるタイプの引き戸は、扉が安定し開閉がスムーズで、比較的簡単に施工でき、デザインの選択肢が豊富であるというメリットがあります。しかし、レール部分にホコリが溜まりやすく、掃除が必要になるというデメリットもあります。

一方、レールのない吊り戸タイプの引き戸は、床がフラットなので掃除がしやすく、スタイリッシュで開放感があるというメリットがあります。ただし、吊り金具の強度が必要となるため、重い扉には向いていないというデメリットがあります。

小さな子どもや高齢者がいる家庭では、つまずきにくい吊り戸タイプがおすすめです。

クローゼットを引き戸へリフォームする方法

クローゼットの扉を引き戸にリフォームすることで、開閉のしやすさや省スペース性を向上させることができます。ここでは、2つのリフォーム方法を解説します。

折れ戸を引き戸へリフォームする

クローゼットの折れ戸を引き戸に変更することで、開閉のしやすさが向上し、狭いスペースでも使いやすくなります。

押入れを引き戸へリフォームしてクローゼットにする

クローゼット引き戸(引き違い戸)の施工例 ふすまリフォームドアWB-01(ホワイト)

出典:和室リフォーム本舗「ふすま リフォームドア」

和室の押入れを引き戸のクローゼットにリフォームすると、収納力を高めながら使いやすい収納空間を作ることができます。

洋室になじむデザインの引き戸を選ぶと、統一感のある空間に仕上がります。

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まとめ

クローゼットの扉を引き戸にリフォームすることで、開閉のしやすさや省スペース性を向上させることができます。

折れ戸から引き戸に変更すれば、クローゼット前方が狭い部屋でもスムーズに開閉でき、掃除がしやすくなるのがメリットです。また、押入れを引き戸のクローゼットにリフォームすれば、収納力をアップさせつつ、洋室にもなじむデザインに変更可能です。

クローゼットの使い勝手を向上させるために、ライフスタイルや部屋の広さに合わせた最適な扉の種類を選び、リフォームを検討してみましょう。

和室リフォーム本舗では、和室の押し入れを引き戸のクローゼットにできる「ふすまリフォームドア」やアルミ引き戸「アルマジ」を販売しています。

扉をリフォームして和室の雰囲気を一新したい方は、ぜひご覧ください。