「襖が開けづらい…」「もっとスムーズに開閉できるドアにしたい」そんな悩みを抱えている方におすすめなのが、襖から引き戸へのリフォームです。
このページでは、ふすまを引き戸に交換する際の費用相場、DIYと業者依頼の違い、レールの取り付け方法などを詳しく解説します。
「ふすま紙の張り替え」とは異なり、開閉の快適さや耐久性を重視した構造の変更となるため、リフォーム効果も大きく、見た目も一新されます。

和室リフォーム本舗の太田です。建具業界に15年以上携わり、現在はWEBやブログを担当しています。紙好きで襖紙の知識には自信あり。
趣味でフグ調理師免許も取得しました🐡
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襖を洋風引き戸へ――「ふすまリフォームドア」
襖や障子を、そのまま洋風の引き戸に替えられるのが「ふすまリフォームドア」です。敷居や鴨居を活かして取り付けられるため、初めてのリフォームやDIYにも最適。和室にも洋室にも自然になじみ、気軽に空間の雰囲気を変えることができます。
高級なのにコスパ良し!アルミの引き戸「アルマジ」
「アルマジ」はアルミならではの上質な質感を備えた一枚。賃貸物件や宿泊施設など、空間の価値を高めたい方にも選ばれています。
通常10万円を超えるアルミ製引き戸も、自社工場での一貫製造により高品質を保ちつつ、より手に取りやすい価格を実現。その上質感を、ぜひ動画でご確認ください。
目次

1. 襖から引き戸に交換する費用相場
ふすまを引き戸にリフォームする場合、本体価格・工事内容・部材の有無によって大きく変わります。
DIYは2万〜20万円程度、業者依頼は8万〜40万円程度(施工内容や建具の仕様によって変動)かかります。
一般的な目安は以下の通りです。
工事内容 | 引き戸本体価格 | 施工費 | 廃材処分費 | 養生・清掃費 | 合計目安 | 工期 |
---|---|---|---|---|---|---|
ドア枠を流用 | 3万〜20万円 | 3万~10万円 | 1万~3万円 | 1.5万〜2万円 | 8万〜35万円 | 半日〜1日 |
ドア枠も交換 | 2万〜20万円 | 12万~15万円 | 2~5万円 | 1.5万〜2万円 | 18万〜42万円 | 3日〜5日 |
カバー工法(既存枠の上から新設) | – | 9万〜14万円 | – | – | 9万〜14万円 | 約1日 |
内容 | 費用目安 | 工期 |
---|---|---|
ドア枠を流用して交換 | 5万~20万円 | 半日〜1日 |
枠ごと交換 | 10万~40万円 | 3日〜5日 |
補修項目 | 費用目安 |
---|---|
面材のみ張り替え | 3万~6万円 |
塗装による穴の修繕 | 1万~3万円 |
レール交換 | 1万〜2万円 |
戸車交換 | 1万〜3万円 |
鴨居・敷居の削り調整 | 2万〜3万円 |
※価格はあくまで目安で、選ぶ建具のグレードやデザインによって変動します。
デザインや機能性で費用が変わる
引き戸は本体価格の幅が広く、カラーやデザイン、採光部の有無、ハンドルや引手などの仕様によっても費用は変動します。近年はふすま枠に合わせた既製品も多く、コストを抑えながら雰囲気を一新することも可能です。
交換を検討する際は、機能面だけでなく空間の印象をどう変えたいかを考えて選ぶのがポイントです。
出典元(他社の参考相場として):和室の雰囲気にもぴったりと合う。引き戸リフォーム│ナサホーム(※外部ページへ遷移します)
2. DIYで引き戸を取り付ける場合の注意点

業者に依頼する場合は、
現地調査 → 見積もり → 業者による採寸 → 製造(2〜3週間) → 取り付け という流れになります。
この際には、引き戸本体価格・施工費・廃材処分費・養生清掃費などが発生し、さらに枠ごと交換(敷居や鴨居をまるごと交換)を行う場合は、追加費用がかさんでしまうこともあります。

一方、DIYで挑戦する場合は、
自身による採寸 → 製造(2〜3週間)→ 自身による取り付け というシンプルな流れになります。
枠(敷居や鴨居)に特に問題がない場合は、費用は引き戸本体の価格のみで済むため、業者依頼と比べて大幅にコストを抑えられるのが特徴です。
引き戸のDIYで必要なもの:
・引き戸本体のみ
状況によっては以下の部材や工具も必要になります。
・引き戸用レール(上レール・下レールなど)
・インパクトドライバーやドリルなどの工具(※レールの種類によって必要な場合があります)
注意点:
古い襖とサイズが合わない場合や、計測方法を誤ると、開閉に不具合が生じます。
引き戸用レールを取り付ける際は、水平に設置することや、正しい位置にまっすぐ取り付けることが意外と難しく、注意が必要です。
※レールの取り付け位置が難しい理由は、引き戸の下に付いている車輪(戸車)の位置が、扉の真ん中にあるタイプと、端にあるタイプで違うため、レールの位置もそれに合わせて調整しなければいけないからです。
レールをうまく取り付けるコツは、いきなり本固定せずに、まず仮止めしながら位置を確認することです。
両面テープなどで仮固定してスムーズに動くか確認してから、ネジでしっかり固定すると、ズレや失敗が少なくなります。
※ただし、仮固定の状態ではドアが倒れる可能性もあるため、作業中は十分に注意してください。
3. 引き戸の計測方法|失敗しないサイズの測り方

引き戸を交換・取り付けする際に最も重要なのが、正しい計測です。
「引き戸 計測方法」としては、以下の3点をしっかり押さえましょう。
計測1|設置場所の高さと幅
- 高さは 左・中央・右の3か所を計測してください。
- 幅は 上・中央・下の3か所を測定してください。
🔍ポイント:築年数が経過した住まいでは、柱や枠が歪んでいる場合もあるため、必ず複数箇所を測りましょう。
計測2|上下のレール(溝)の寸法
- 上下の溝の深さ
- 溝の幅
- 溝と溝の間の幅
計測3|今使っている襖本体のサイズ
- 高さ:ふすまの一番高い部分から一番低い部分までを測ります。戸車付きなら戸車の底まで含めてください。
- 幅:枠から外して計測。ふち付きの場合は、ふちも含めて測定。
採寸について詳しい解説は、こちらの記事でまとめています。あわせてご覧ください。:
✅ 【保存版】引き戸の採寸方法|ふすま・障子の測り方もやさしく解説
📹 計測が不安な方へ
和室リフォーム本舗では、ご注文後に採寸しやすいよう、お客様専用のサイズ表をご用意しております。さらに、採寸方法をわかりやすく解説した動画もご覧いただけます。YouTubeでもご確認いただけますので、ぜひご活用ください。
🔶4. 引き戸レールの交換は必要?

築年数が経過した住宅に多く使われている古いふすま用のレールや、突起のあるタイプの甲丸レールは、現代の引き戸には対応していないことが多く、注意が必要です。
特に古いふすま用のレールは、摩耗によって引き戸がレールから外れやすくなっていたり、引き戸自体が甲丸レールに対応していないことが交換の主な理由です。
そのため、現在主流となっているフラットな引き戸用レールに交換しておくことで、今後の取り換えや引き戸の購入時もスムーズに進められる可能性が高まります。

DIYでも交換可能ですが、水平を取るのが難しい事があるため、初めての方は慎重に取り付けをしてください。
🔶 5.よくある質問(Q&A)
Q. DIYと業者依頼、どちらがオススメ?
→ DIYは費用を抑えられる反面、正確なサイズ計測や工具の取り扱いに慣れていない方にはやや難易度が高い場合があります。
「とにかく安く済ませたい」という方には向いていますが、仕上がりの美しさや安心感を重視される場合は、専門業者への依頼がおすすめです。
和室リフォーム本舗では、お客様ご自身による採寸も丁寧にサポートしています。メールやLINEはもちろん、お電話でお話ししながらのご案内も可能です。
「これで合っているかな?」と不安なときはお気軽にご相談ください。
Q. 和室でもモダンな引き戸にできますか?
→ 可能です。最近はアルミフレームやアクリルパネルを使った“和モダン”デザインが人気で、
従来の雰囲気を残しつつ現代的な印象に仕上げることができます。


Q. 引き戸はサイズを測れば、どれでも取り付けできますか?
→一見、サイズさえ合えばどの引き戸でも取り付けられそうですが、実際には、引き戸の種類や戸車の形状・位置によって対応するレールが異なるため注意が必要です。
種類によっては、レールと戸車の相性が合わないこともあります。
和室リフォーム本舗では、レールごとの戸車対応表もご用意していますので、商品をご検討中の方はもちろん、ちょっとしたご質問でもお気軽にご相談ください。
メールはもちろん、フリーダイヤルでもスタッフが丁寧にご対応いたします。
Q. 襖のレールはそのまま使えますか?
→ 築年数が古いふすまレールは摩耗や形状の違いにより、現代の引き戸には合わないことが多いです。 レールも一緒に交換するのが一般的とされていますが、費用をかけたくない場合は、敷居底を削られる方もおられます。


参考商品(出典):千吉 敷居作里 ふすま・障子の敷居直しに 鋼付き 袋入り 刃幅 18mm
🔷まとめ
襖から引き戸への交換は、費用や手間はかかるものの、和室の使い勝手や見た目が格段にアップするリフォームです。
「引き戸 計測方法」「ふすま 引き戸」「引き戸用レール」などのポイントを押さえれば、DIYでも挑戦可能。
不安な方は専門業者への相談も視野に入れ、自分に合った方法で快適な和室づくりを目指してみてください。
本記事で紹介した通り、DIYなら2万〜20万円、業者依頼なら8万〜40万円程度が目安です。
和室リフォーム本舗では、「襖から引き戸に交換したい」「洋室風にリフォームしたい」という方に向けた商品を多数ご用意しています。
たとえば、押し入れを手軽に洋風化できる《ふすまリフォームドア》や、モダンな雰囲気に仕上がるアルミ製引き戸《アルマジ》など、豊富なカラー・サイズ展開で、お部屋にぴったりの1枚が見つかります。
引き戸リフォームをご検討の際は、ぜひ当店の商品一覧をご覧ください。

