室内ドアは、色や質感が変わるだけで部屋の印象まで大きく変わります。
「古いドアを塗装しておしゃれにしたい」「DIYでできるなら挑戦してみたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
一方で、室内ドアの塗装は失敗しやすいDIYのひとつでもあります。
方法を誤ると、塗りムラや剥がれが起きやすく、かえって見た目を損ねてしまうことも。
この記事では、室内ドア塗装がDIYで可能かどうかの判断ポイントから、費用の目安、失敗しやすい点までをわかりやすく解説します。
最後まで読めば、自宅のドアにあったリフォーム方法が見えてくるはずです。ぜひ参考にしてください。
和室リフォーム本舗の太田です。建具業界に15年以上携わり、現在はWEBやブログを担当しています。紙好きで襖紙の知識には自信あり。 当社は創業昭和21年(1946年)。自社工場からメーカー直販で、全国へ建具をお届けしています。
目次
1-1. 塗装できる室内ドア・できない室内ドアがある
1-2. 下地処理次第で仕上がりに大きな差が出る
2-1. DIYで塗装するメリット
2-2. DIYで塗装するデメリット・失敗しやすいポイント
3-1. DIYでかかる費用と手間の目安
3-2. 業者に依頼した場合の費用目安
4-1. シート貼り&取っ手交換
4-2. ドア本体の交換
室内ドアの塗装はDIYできる?

まずは、どんな室内ドアであればDIYで塗装できるのかを確認していきましょう。
あわせて、仕上がりを左右する下地処理の基本的な考え方もお伝えします。
塗装できる室内ドア・できない室内ドアがある
DIYで塗装しやすいのは、無垢材や表面が木質の室内ドアです。
塗料がなじみやすく、適切な下地処理を行えば比較的安定した仕上がりが期待できます。
一方、化粧シート貼り(プリント合板)やアルミなどの金属製ドアはそのまま塗装すると塗料が密着しにくく、すぐに剥がれてしまうことも。ただし、これらの素材でも『ミッチャクロン』などの密着性を高める下塗り材を使用すれば、塗装できるケースもあります。
近年の室内ドアは、見た目が木に見えても実際は合板やシート仕上げであることが多く、素材の判断が難しい場合も少なくありません。
判断に迷った場合は、次の点を目安にしてみましょう。
- 表面を触ったときに凹凸や木目の立体感があるか
- ヤスリを軽く当てた際に、木の粉が出るか
素材に合った下地処理や下塗り材を選ぶのが、DIYで後悔しないためのポイントです。
下地処理次第で仕上がりに大きな差が出る
室内ドア塗装で最も重要なのが「下地処理」です。
汚れや油分が残ったまま塗装すると、塗料がはじかれたり、乾燥後にムラや剥がれが起きたりする原因になります。
また木製ドアであっても、ニスやウレタン塗装などの仕上げ塗装が施されている場合は要注意です。表面がコーティングされているため、ヤスリでツヤを落とし、塗料が密着しやすい状態をつくる過程が必要になります。
塗装前には、ドアハンドルなど外せる金物は取り外し、ガラス部分や塗らない箇所はマスキングテープで養生しておきましょう。ワンランクアップした美しい仕上がりになります。
素材に応じて下塗り材を使うと、仕上がりの均一さや耐久性も向上します。
「塗る作業」よりも「塗る前の準備」に時間をかけることがポイントです。
※塗装できる素材や下地処理の考え方については、塗料メーカー各社の製品情報も参考になります。
DIYで室内ドアを塗装するメリット・デメリット

室内ドアを自分で塗装するDIYは手軽さやコスト面のメリットがありますが、いくつかのデメリットもあります。
作業を進める前に、しっかりと理解しておきましょう。
DIYで塗装するメリット
DIYで室内ドアを塗装するメリットは、費用を抑えながら自分好みに仕上げられる点です。塗料や道具代だけで済むため、数千円〜1万円程度でイメージチェンジができます。
色味や質感を自由に選べるのも、DIYならではの魅力です。部屋の雰囲気に合わせて微調整でき、「まずは一部だけ変えてみたい」といったケースにも向いています。
作業の手間はかかりますが、工程を楽しめる人にとっては、住まいに手をかける実感が得られる方法といえるでしょう。
DIYで塗装するデメリット・失敗しやすいポイント
DIYは仕上がりや耐久性に差が出やすい点がデメリットです。
塗りムラや刷毛跡、塗料の垂れが起きやすく、やり直しが難しいケースもあります。また、下地処理や塗料選びが不十分だと、時間の経過とともに剥がれや傷みが目立ちやすくなります。
最初の見た目はきれいでも、長く使ううちに差が出てしまうことも多いものです。
さらに、室内ドアは意外と重量があり、外して作業しようとすると大きな負担になります。
養生や取り扱いを誤ると、床や周囲を傷つけてしまうリスクもあります。
室内ドア塗装の費用相場|DIYと業者を比較

室内ドアの塗装費用は、DIYか業者に依頼する場合でどのくらいの差があるのでしょうか。
ここでは、それぞれの費用相場を紹介します。
DIYでかかる費用と手間の目安
DIYで室内ドアを塗装する場合、費用の目安は3千〜1万円程度です。
主な内訳は、塗料、刷毛やローラー、養生テープ、ヤスリ、ウエスなど。すでに道具を持っていれば、費用をぐっと抑えられます。
ただし、その分時間と手間はかかります。下地処理、塗装、乾燥まで含めると、作業は1日で終わらず、1〜2日程度かかるケースも少なくありません。
また、作業中はドアが使えなくなるため、生活への影響も考慮が必要です。
「費用は抑えたいが、時間と労力はかかる」という点を理解したうえで検討することが大切です。
業者に依頼した場合の費用目安
リフォーム会社や塗装業者に室内ドアの塗装を依頼した場合、1枚あたり2~5万円程度が一般的な目安です。ドアの状態や塗装方法、複数枚まとめて依頼するかどうかによって、費用が前後することもあります。
プロへ依頼すれば、下地処理・養生・仕上げ・片付けまで任せられ、スピーディーで安定した仕上がりが期待できます。
DIYと比べると費用は高くなりますが、耐久性や見た目の完成度を重視したい場合にはおすすめの方法です。仕上がり重視か、コスト重視かを基準に選びましょう。
塗装以外で室内ドアをおしゃれに変える方法

室内ドアの印象を変える方法は、塗装だけではありません。
素材や状態によっては、別の方法を選んだほうが手間や失敗を減らせるケースもあります。
ここでは、DIYでも取り入れやすい方法を紹介します。
シート貼り&取っ手交換
リメイクシートを貼る方法は比較的手軽に取り入れやすく、近年人気が高まっています。
塗装のように下地処理や乾燥時間を気にする必要が少なく、短時間で雰囲気を変えられます。木目調や石目調などデザインの種類も多く、部屋のテイストに合わせて選びやすいのも特徴です。
さらに、取っ手やレバーハンドルを交換すると、ドア全体の印象を大きく変えられます。
「全面的に変えるほどではないけれど、古さは気になる」という場合には、部分的なリメイクとしてもおすすめです。
ドア本体の交換
塗装やシート貼りだけでなく、「思いきってドア本体を変えてしまう」という方法もあります。
色やデザインそのものを変えられるため、室内の印象を一気に整えたい場合には効果的な方法です。
「ドアの交換=業者に依頼するもの」というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、DIYでも対応できるドアオーダーシステムもあります。既存の枠サイズに合わせてドア本体を注文し、大がかりな工事を行わずに自分で交換できるサービスです。
ドアの劣化が激しい場合や、塗装での仕上がりに限界を感じる場合には、ぜひ検討したい方法といえるでしょう。
和室リフォーム本舗では、室内ドアや襖などの建具オーダーサービスを実施しています。
万一サイズを間違えても再製作できる保証プランも設けているため、安心してご依頼ください。
室内ドア塗装に関するよくある質問(FAQ)
まとめ|室内ドアのリフォームで今の暮らしに馴染むインテリアへ

室内ドアの塗装はDIYでも対応できる方法ですが、素材の見極めや下地処理を丁寧に行えるかどうかで、仕上がりに大きな差が出ます。
DIYは費用を抑えられる反面、時間や手間がかかる点、耐久性に限界がある点も理解しておくことが大切です。
一方で、塗装にこだわらなくても、シート貼りや取っ手交換、ドア本体の交換など、室内ドアの印象を整える方法はいくつかあります。
ドアの状態や仕上がりへの希望に合わせて、無理のない方法を選ぶことが、満足度の高いリフォームにつながります。
和室リフォーム本舗では、室内ドアや襖などの建具オーダーサービスを実施しています。
既存の枠を活かしたドアオーダーにも対応しており、塗装が難しい場合や、見た目を一新したい場合にも利用できます。
ご自宅のドアに合った方法を検討する際の参考にしてみてください。
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