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  • 公開日:2025年5月15日
  • 更新日:2026年4月24日

和室の押入れをクローゼットにリフォーム!費用・DIY方法・事例と失敗しないポイントを解説

和室の押入れをクローゼットにリフォーム!費用・DIY方法・事例と失敗しないポイントを解説

和室の押入れをクローゼットにリフォームしたいけれど、「費用はいくらかかる?」「DIYでもできる?」「どんな仕上がりになるの?」と迷っていませんか。

押入れは奥行きが深く、布団の収納には適している一方で、洋服や日用品を収納するには使いにくいと感じる方も多いスペースです。見た目の古さや出し入れのしづらさに悩み、クローゼット化を検討するケースも増えています。

この記事では、押入れをクローゼットにリフォームする際の費用相場やDIYでできる範囲、具体的な方法や事例、失敗しないためのポイントまでわかりやすく解説します。

「押入れのスペースをもっと活かしたい!」とお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

執筆者のイラスト

和室リフォーム本舗の太田です。建具業界に15年以上携わり、現在はWEBやブログを担当しています。紙好きで襖紙の知識には自信あり。 当社は創業昭和21年(1946年)。自社工場からメーカー直販で、全国へ建具をお届けしています。

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押入れをクローゼットにリフォームする費用相場

押入れをクローゼットにリフォームする際の費用は、どこまで手を加えるかによって異なります。
「扉だけ交換するのか」「内部まで作り変えるのか」によって、数万円〜数十万円と幅があるため、まずは全体の目安を把握しておきましょう。

工事内容費用目安特徴
扉交換のみ約3〜10万円手軽に見た目を改善できる
内部造作(棚・ハンガーパイプ)約5〜15万円収納力・使いやすさが向上
全面リフォーム(内装含む)約15〜40万円洋室仕様のクローゼットに変更

それぞれの内容について、詳しくみていきます。

扉交換のみのリフォーム費用

最も手軽に行えるのが、襖をクローゼット扉に交換する方法です。既存の枠を活かして取り付けるタイプであれば、比較的低コストで施工できます。

費用の目安は、3〜10万円程度。

DIY対応の商品も多く、工具があれば自分で取り付けられるケースもあります。

見た目の印象が大きく変わるだけでなく、開閉のしやすさも向上するため、まずはここから検討する方も多いリフォームです。

施工前に知っておきたい:
後付けクローゼットで押入れを劇的リフォーム│ふすまミゾを活かしてDIY!

内部造作(棚・ハンガーパイプ設置)の費用

押入れの中にハンガーパイプや可動棚を設置して、洋服収納として使いやすくする方法です。

費用の目安は、5〜15万円程度。

既存の中段を活かすか、撤去してレイアウトを変更するかによっても金額は変わります。

「服を掛けたい」「収納を整理したい」といった場合は、扉交換とあわせて検討すると、より使い勝手のよいクローゼットになります。

既存の中段を半分撤去してハンガーパイプを設置してレイアウトを変更した例。DIYで行うと仕上がりなどに影響する可能性があるので注意が必要です

全面リフォーム(内装含む)の費用

押入れ内部の構造や内装まで含めてつくり替える場合は、本格的なリフォームになります。

費用の目安は、15〜40万円程度。

壁・床の仕上げを変更したり、収納スペースを一から設計したりすることで、一般的なクローゼットと同じような使い方が可能になります。

将来的な使い勝手まで考えてしっかり整えたい方や、和室全体を洋室寄りにしたい場合に選ばれる方法です。

和室の押入れをクローゼットにリフォームする方法【DIY・業者別】

「押入れを簡単にクローゼット化したい」と考える方には、DIYでのリフォームもおすすめです。

ただし、すべての作業を自分で行えるわけではないため、「どこまで自分でできるか」「どこから業者に頼むべきか」を把握しておくのが大切です。

ここでは、DIYと業者それぞれの方法について解説します。

DIYでできるリフォーム

比較的手軽に行えるのは、以下のようなリフォームです。

  • 襖をクローゼット扉に交換する
  • 突っ張り式のハンガーパイプを設置する
  • 収納ケースや棚を活用して整理する

既存の枠や構造を活かす範囲であれば、大がかりな工事を伴わずにクローゼットとして使えるようになります。

特に扉交換は見た目の変化が大きく、空間全体の印象を手軽に変えられるため、DIYの中でも人気の高い方法です。

「和室リフォーム本舗」では、押入れの襖交換にぴったりなDIY向けの建具を各種ご用意しています。

引き戸タイプなら「ふすまリフォームドア」、見せる収納にしたい場合は同じく引き戸タイプの「アルマジ」がおすすめです。折れ戸タイプをご希望の場合は、「押入リフォームクローゼット」が適しています。いずれも、今ある襖枠やドア枠をそのまま使って簡単に設置できます。

襖からクローゼット扉へ変更。押入れ内部の中段はそのまま活かし、塗装で仕上げを整えることで、空間に統一感を持たせた実例

業者に依頼すべきリフォーム

以下のような内容は、リフォーム会社や工務店など、専門の業者に依頼するのが安心です。

  • 押入れ内部の解体(中段の取り外しなど)や下地の補修
  • 枠の交換や開口部の拡張
  • 壁や床の仕上げ変更

これらは構造に関わる作業も多く、DIYで行うと仕上がりや安全性に影響が出る可能性があります。

仕上がりの質や長期的な使いやすさを重視する場合は、無理をせず業者に相談しましょう。

賃貸でもできるクローゼット化の方法

賃貸住宅の場合は、原状回復が前提となるため、大がかりな工事は難しいケースがほとんどです。

具体的には、以下のような方法が現実的です。

  • 突っ張り式のハンガーパイプや収納ラックを設置する
  • 襖を洋風デザインの引き戸に交換する(原状回復可能な範囲で)
  • 襖を外し、突っ張り棒+カーテンやロールスクリーンで目隠しする

建具の交換のみであれば、元の襖を保管して退去時に戻せば問題のないケースが大半です。ただし、ビス固定が必要な製品や枠の加工を伴う場合は、原状回復が難しくなるため避けましょう。

無理に本格的なリフォームを行うのではなく、「今の状態を活かしながら使いやすくする」視点で考えるのが、賃貸でのクローゼット化のポイントです。

和室クローゼットをおしゃれに見せるコツ

和室の押入れをクローゼットとして使う場合、少し工夫するだけで見た目の印象は変わります。ここでは、取り入れやすいポイントを紹介します。

インテリアに合わせて色を選ぶ

扉や収納の色味を部屋のインテリアに合わせると、空間全体に統一感が生まれます。ホワイトや木目調を選べば、ナチュラルや北欧テイストとも相性がよく、やわらかい印象にまとまります。

一方で、あえて濃い色を取り入れてアクセントにする方法も効果的です。例えば、壁や床が明るい色で統一されている場合、ダークカラーの扉を選ぶと空間が引き締まり、メリハリのある印象になります。

収納アイテムを揃えて見た目を整える

クローゼットは扉を開けたときの印象も大切です。収納ボックスやハンガーの色や素材を揃えるだけでも、すっきりとした印象になります。

例えば、同じシリーズの収納ケースで統一したり、ハンガーの色を白や黒で揃えたりすると、雑多な印象を抑えられます。見せる収納にする場合は、「色数を増やしすぎない」ことがポイントです。

和室にクローゼットを設置した事例3選

押入れをクローゼットにリフォームすると、実際にどのような仕上がりになるのか気になる方も多いでしょう。

ここでは、実際に和室リフォーム本舗「押入リフォームクローゼット」を使ったリフォーム事例を3つご紹介します。

事例① アッシュカラーの折れ戸で統一感のあるクローゼットに

【クローゼット】和室のクローゼットの施工例。ナチュラルカラーの折れ戸クローゼットが洋室とも調和した、落ち着いたモダン和室の寝室

和室の押入れに、アッシュカラーの木目調の折れ戸を採用したリフォーム事例です。天袋部分も同系色の引き違い戸に変更し、空間全体に統一感が生まれています。

もともとの襖からクローゼット扉へ変更することで、見た目がすっきりと整い、和室でありながらも現代的な印象に仕上がりました。

事例② 3枚引き違いの襖を折れ戸に変更し、開口部を広く確保

3枚引き違いの襖から、ホワイトカラーの木目調折れ戸へリフォームした事例です。

従来の引き違い戸は開けられる範囲が限られていましたが、折れ戸に変更することで開口部が大きく広がり、収納内部が見渡しやすくなりました。衣類や収納ケースの出し入れもしやすくなり、使い勝手が大きく向上しています。

また、ホワイト系の木目カラーを選ぶことで、空間全体が明るくなり、和室でありながらすっきりとした印象に仕上がっています。

事例③ 床の間を収納スペースに転用し、空間を有効活用

床の間スペースにクローゼット扉を設置し、収納として活用したリフォーム事例です。

床の間は実用的なスペースではないため、実際には活用しきれていないケースもよく見られます。この事例では収納に転用することで、無駄なく使える空間へと変えました。

コンパクトなスペースでありながら、扉を設けて生活感を抑えつつ、すっきりとした印象に仕上がっている点もポイントです。

押入れをクローゼットにリフォームするメリット・デメリット

押入れのクローゼット化には多くのメリットがありますが、一方で注意しておきたいポイントもあります。

ここでは、リフォーム前に知っておきたいメリット・デメリットを紹介します。

メリット(使いやすさ・見た目)

押入れをクローゼットにリフォームする最大のメリットは、収納の使いやすさが大きく向上する点です。

押入れは奥行きが深く、布団収納には適している一方で、洋服の収納には不向きです。クローゼット化すれば、ハンガー収納がしやすくなり、日常的に使うものを取り出しやすくなります。

また、扉のデザインを変えると、部屋全体の印象もすっきりと整います。白や木目調などのカラーを取り入れれば、和室でも違和感のない落ち着いた空間を演出できます。

デメリット(奥行き・湿気など)

一方で、押入れ特有の構造によって使いにくさを感じる場合もあります。

例えば、押入れは奥行きが深いため、収納の仕方によっては奥のスペースが使いにくくなりがちです。うまく活用できず、デッドスペースになってしまうケースもよく見られます。

また、押入れは湿気がこもりやすく、通気性が十分でない場合はカビの発生源になってしまいます。リフォーム後も、換気や除湿対策を意識するのが大切です。

これらのデメリットは、あらかじめ対策を考えておけば十分に解消できます。次の章で、具体的なポイントを確認していきましょう。

押入れをクローゼットにする際の注意点と失敗しないポイント

押入れをクローゼットにリフォームする際は、見た目だけでなく「使いやすさ」や「長く快適に使えるか」を意識しましょう。

ここでは、よくある失敗を防ぐためのポイントを紹介します。

押入れとクローゼットの奥行きの違いに注意する

押入れは一般的に奥行きが約80〜90cmと深く、クローゼット(約60cm前後)に比べてスペースに余裕があります。

一見メリットのように思えますが、そのままハンガー収納として使うと奥側が使いにくくなり、デッドスペースになりやすい点に注意が必要です。

対策としては、以下のような方法があります。

  • 手前をハンガー、奥を収納ボックスに分ける
  • ハンガーパイプを2列に設置する
  • 可動棚を設けて奥行きを調整する

奥行きをうまく活かせるかどうかが、使いやすさを左右するポイントになります。

扉の開閉スペースを確保する

クローゼット扉は種類によって開き方が異なるため、設置スペースとの相性を事前に確認しましょう。

特に折れ戸や開き戸は、扉を開く際に前方にスペースが必要です。ベッドや家具が近くにあると、開閉時に干渉してしまうこともあります。

一方で、引き戸は前方のスペースを取らないため、狭い部屋でも設置しやすいのが特徴です。

設置場所や家具配置を踏まえ、無理なく使える扉タイプを選びましょう。

用途に合った扉の種類を選ぶ

クローゼット扉には主に「引き戸」「折れ戸」「開き戸」の3種類があります。それぞれ特徴が異なるため、使い方に合わせて選ぶことが重要です。

  • 引き戸:省スペースで設置しやすい
  • 折れ戸:開口部が広く、収納内部が見やすい
  • 開き戸:シンプルで気密性が高い

例えば、「部屋が狭い」「家具が近い」場合は引き戸、「収納全体を見渡したい」場合は折れ戸が適しています。

見た目だけでなく、日常の使い勝手をイメージしながら選ぶのが失敗を防ぐポイントです。

関連記事:

クローゼット引き戸の選び方│種類・デザイン・素材を徹底解説!

湿気・カビ対策を忘れない

押入れはもともと通気性が低く、湿気がこもりやすい構造になっています。

クローゼットとして使う場合も、対策をしないとカビやニオイの原因になることがあります。

具体的には、以下のような対策がおすすめです。

リフォーム後も快適に使い続けるために、湿気対策は必ず意識しておきましょう。

【Q&A】押入れからクローゼットへのリフォームに関するよくある質問

Q:押入れをクローゼットにリフォームする相場はいくらですか?

A:リフォーム内容によって異なりますが、扉交換のみであれば3〜10万円、内部造作を含む場合は5万〜15万円、全面リフォームの場合は15〜40万円程度が目安です。

どこまで手を加えるかによって費用は大きく変わるため、目的に応じて検討しましょう。

Q:押入れをクローゼットにリフォームするには何日くらいかかりますか?

A:工事内容によって異なりますが、扉交換のみであれば半日〜1日程度で完了するケースが一般的です。

内部造作や内装を含む場合は、数日〜1週間程度かかることもあります。事前にスケジュールを確認しておくと安心です。

Q:押入れからクローゼットにリフォームするメリットは?

A:主なメリットは、収納の使いやすさが向上する点です。

ハンガー収納がしやすくなり、日常的に使う衣類や小物を取り出しやすくなります。また、扉のデザインを変えることで、部屋全体の印象もすっきりと整います。

まとめ|押入れをクローゼットにリフォームすれば、使いやすさと見た目が大きく変わる

和室の押入れをクローゼットにリフォームすると、収納力・使い勝手・見た目のすべてが大きく向上します。扉のデザインや収納アイテムにこだわれば、和室の雰囲気を保ちながら、今どきのおしゃれな空間にアップデートできます。

使い勝手とデザイン性を両立した和室リフォームに、ぜひ挑戦してみてください。

和室リフォーム本舗では、DIYで和室の押入れをクローゼットにリフォームできる「押入リフォームクローゼット」を販売しています。

和室にもクローゼットを設置したいとお考えの方は、ぜひチェックしてください。

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