「和室の襖や障子をペット対策に活用したい」「DIYでは強度が不安…」そんなお悩みをお持ちではありませんか?今回ご紹介するのは、6畳和室の襖を撤去し、“猫ちゃん用の安全な柵として使える格子障子”へリフォームした事例です。既存の引き戸枠を活かしながら、和室を洋室風に近づける工夫も実現。この記事では、襖リフォームでペット対策を行う方法や、サイズ・費用感、オーダーの流れまで詳しく解説します。
この記事を書いている人
和室リフォーム本舗の太田明子です。建具業界に15年以上携わり、現在はWEBやブログを担当しています。紙好きで襖紙の知識には自信あり。 当社は創業昭和21年(1946年)。自社工場からメーカー直販で、全国へ建具をお届けしています。
【施工前】襖が破れる・見えない…猫と暮らす和室の悩み
今回ご相談いただいたのは、徳島県在住のN様。転居を機に「和室をペットと快適に使える空間にしたい」というご要望でした。今回は既存の襖を撤去し、通気性と視認性を確保できる木製格子の障子へ変更する方針となりました。
もともとの状態は以下の通りです。
・6畳和室に一般的な襖が4枚
・高さ約220cm、幅83cmの引き戸
・紙張りのため、猫による破れや傷が心配
・閉めると風通しや様子確認ができない
特に「猫ちゃんが自由に動けるようにしたいが、安全性も確保したい」という点が大きな課題でした。DIYでの対応も検討されたそうですが、「強度面と見た目の仕上がり」に不安があり、プロへの相談に至りました。
【施工後】襖を格子障子に変更|猫対策できるペット柵仕様に
施工後は、襖を撤去し、「木製の縦格子障子」に変更。いわゆる“ペット柵仕様の引き戸”として生まれ変わりました。
・縦格子で開放感があり、圧迫感がない
・今回の施工では隙間約50mmで猫の通り抜け対策
(※猫の体格によっては通り抜ける可能性があるため、事前にご確認ください。)
・和室の雰囲気を残しつつ、洋室化の印象に
・室内の様子が見えるため安心感アップ
見た目もスッキリとし、「和室 洋室化」の第一歩としても非常に満足度の高い仕上がりとなりました。
猫用ペット柵としての格子障子|サイズ・費用・施工方法

■使用商品
・スプルース製の格子障子(紙なし・ペット柵仕様)
■サイズ・仕様
・高さ:約220cm、
・横幅:約83cm
・枚数:4枚
・格子間隔:約50mm(強度と安全性を考慮)
■施工方法
・既存の敷居・鴨居をそのまま活用
・引き戸として入れ替え(DIY設置も可能な仕様)
■工期
・製造期間:約14営業日程度
・設置:お客様にて設置(1日)
■費用目安
※ブログ公開時点では1枚あたり5万円台(税込・送料別)となります
※サイズ・仕様・現場状況により価格は変動します
(本事例は2026年時点の施工事例です)
「襖をペット柵にしたい」ご相談から完成までの流れ
N様から最初にいただいたご相談は、「襖をペット柵として使いたい」という明確な目的でした。
実際のやりとりでは、
・襖サイズの共有
・縦格子の隙間寸法の検討
という流れで進行しました。
当初、最小40mmの格子間隔をご提案しましたが、N様から「開放感を重視したい」とのご要望があり、最終的に50mmで設計。
また「大きめの猫なので強度も必要」という点から、格子本数とバランスを調整し、安全性とデザイン性を両立しました。
納期についても「転居日に合わせて納品したい」というご希望があり、製造タイミングを調整することで対応。結果として、引っ越し先に直接納品し、そのまま設置できる形となりました。
既存の枠を活かしたことで、「引き戸 ドア 交換」よりもコストを抑えつつ、機能性を大きく向上させることができました。
猫用格子障子リフォームのよくある質問
Q1. 猫は格子の隙間から通り抜けませんか?
A. 本事例では隙間約50mmで設計していますが、猫の体格や年齢によっては通り抜ける可能性があります。ご不安な場合は40mm程度にするなど、個体に合わせた設計がおすすめです。
なお、これまでの対応事例では、子猫の場合で約38mm程度の間隔で製作したケースもございます。
Q2. 格子は登ったり壊されたりしませんか?
A. 猫はよじ登る習性があるため、強度は重要なポイントです。本商品はスプルース材を使用しておりますが、よじ登りを前提とした専用設計や強度テストは行っておりません。
ただし、これまでにご購入いただいたお客様から「よじ登って外れてしまった」といったご相談は現在のところいただいておりません。
Q3. 既存の襖の枠はそのまま使えますか?
A. 多くの場合、既存の敷居・鴨居をそのまま流用可能です。今回のように既存枠を活かすことで、コストを抑えた施工が可能になります。
また、下部がレール仕様の場合でも対応可能なケースがありますので、形状を確認のうえ事前にご相談ください。
Q4. 賃貸でも設置できますか?
A. 基本的には既存の敷居や鴨居にはめ込む形で設置するため、賃貸でも対応可能なケースが多いです。
ただし、原状回復の観点から、取り外した建具は保管しておくことをおすすめします。また、事前に管理会社様へ確認されると安心です。
Q5. 見た目は和室の雰囲気を保てますか?
A. はい。木製の格子デザインにより、和の雰囲気を残しつつ、圧迫感のない空間に仕上がります。
モダンな印象もあるため、和室だけでなく洋室に設置されるお客様も多くいらっしゃいます。
襖をペット柵にリフォームしたい方へ|まずはサイズ確認からOK
今回の事例のように、「襖・障子のリフォーム」は単なる張替えではなく、機能性を大きく変えることができます。
・ペット対策をしたい
・和室を洋室風にしたい
・コストを抑えてリフォームしたい
こうしたお悩みには、今回のような格子障子へのリフォームや、「ふすまリフォームドア」が非常に有効です
DIY感覚で設置できる手軽さと、プロ品質の仕上がりを両立できるのが大きな魅力。
「うちも同じようにできる?」という方は、サイズを測るだけでOKです。まずはお気軽にご相談ください。

