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  • 公開日:2026年5月26日
  • 更新日:2026年4月21日

押入れの片側をクローゼット化|折れ戸は2枚?3枚?実例で解説

押入れの片側をクローゼット化|折れ戸は2枚?3枚?実例で解説

和室の押入れをクローゼットとして使いたいというご相談は年々増えています。
特に最近は、

・ふすまだと使いにくい
・見た目をすっきりさせたい
・洋服収納として使いたい

といった理由から、折れ戸タイプのクローゼット扉を検討される方が多くなっています。

その中でもよくあるのが、
「押入れの片側だけをクローゼットにできるのか?」というご相談です。

目次
結論|押入れ片側をクローゼットにするなら折れ戸2枚は約900mmまで。超えると3枚が必要
実例|開口1300mmの押入れをクローゼット化したケース
押入れクローゼットの折れ戸サイズ制限|2枚の上限は約900mm
押入れクローゼットで2枚折れ戸がNGになる理由|1300mm開口の実例で解説
サイズを無理に広げると起きる問題
金物への負担と耐久性の低下
押入れクローゼットに3枚折れ戸を選んだ理由
押入れクローゼットは2枚でも可能?対応できるケース
片側クローゼットで失敗しないポイント
よくある質問|写真での確認も可能です
Q. 押入れの片側だけをクローゼットにできますか?
Q. なぜ2枚折れ戸は約900mmまでが上限ですか?
Q. 1300mmでも2枚折れ戸は使えますか?
Q. 写真で確認してもらうことはできますか?
Q. 折れ戸の枚数はどう決めればいいですか?
まとめ|押入れクローゼットは「枚数」ではなく「開口サイズ」で決まる
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この記事を書いている人

和室リフォーム本舗の太田明子です。建具業界に15年以上携わり、現在はWEBやブログを担当しています。紙好きで襖紙の知識には自信あり。 当社は創業昭和21年(1946年)。自社工場からメーカー直販で、全国へ建具をお届けしています。

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結論|押入れ片側をクローゼットにするなら折れ戸2枚は約900mmまで。超えると3枚が必要  

希望の開口幅に対して3枚折れ戸で無理なく設置されている様子
折れ戸2枚の上限は約900mm(※当社押入リフォームクローゼットの推奨寸法)

押入れの片側だけに折れ戸を設置すること自体は可能です。

ただし、折れ戸の枚数は「開口サイズ」によって決まります。

当店では、 アトムリビンテックの折れ戸用金物を使用しており、 その仕様上、扉1枚あたり約450mmが推奨寸法となっています。

そのため、

2枚折れ戸の上限は約900mmが目安になります。

つまり、

・隠したい範囲が900mm以内 → 2枚で対応可能
・900mmを超える → 3枚以上が基本

この基準で判断することで、
開閉の重さや金物への負担を抑え、長く快適に使える設計になります。

開口幅900mmまで

開口幅901~1350mm

開口幅1351~1800mmまで

開口幅1801~2250mmまで

開口幅2251~2700mmまで

実例|開口1300mmの押入れをクローゼット化したケース 

開口1300mmの押入れで、閉じたい範囲を示している様子
開口1300mmの押入れでは、閉じたい範囲をカバーするために3枚折れ戸で設計するのが適しています

今回の押入れは、開口が約1300mm。

ご要望は、
「片側だけをクローゼットにして、もう片側は開けて使いたい」
というものでした。

このような場合、よくあるのが

「2枚折れ戸で片側だけ隠せばいいのでは?」という考え方です。

しかし、ここで重要になるのが折れ戸のサイズ制限です。

押入れクローゼットの折れ戸サイズ制限|2枚の上限は約900mm 

押入れの開口1300mmに2枚折れ戸を無理に設置した場合、閉じたい位置まで閉まらない様子
開口1300mmの押入れに2枚折れ戸を設置すると、閉じたい位置まで扉が届かず、うまく隠せません

折れ戸は構造上、横幅に制限があります。

当店では、1枚あたり約450mmを推奨しているため、

450mm × 2枚 = 約900mm

これが2枚折れ戸の現実的な上限です。

この範囲内であれば、スムーズに開閉でき、長く安心して使えます。

押入れクローゼットで2枚折れ戸がNGになる理由|1300mm開口の実例で解説 

折れ戸のサイズを広げすぎると金物に負担がかかりクローゼットち下部が割れた様子
サイズを広げすぎると金物に負担がかかり、不具合の原因になります

では、なぜこの上限を超えると問題が出るのでしょうか。

折れ戸は構造上、開閉時に片側へ負荷がかかりやすく、
サイズが大きくなるほどその負担が増えていきます。

そのため、無理にサイズを広げると以下のような問題が起こります。

サイズを無理に広げると起きる問題 

1300mmの開口を2枚で収めようとすると、

・扉サイズを大きくしすぎる
・規格外の構造になる
・片側に負荷が集中する

といった問題が発生します。

金物への負担と耐久性の低下 

結果として、

・開閉が重くなる
・金物に負担がかかる
・長期的に歪みや不具合が出やすい

「使えるけど長持ちしない設計」になってしまいます。

押入れクローゼットに3枚折れ戸を選んだ理由 

広い押入れの半分に、3枚折れ戸を設置した様子

そこで今回採用したのが3枚折れ戸です。

1300mmの開口に対して、

・約430mm × 3枚

という構成にすることで、

・1枚あたりの負担が分散される
・開閉が軽くスムーズになる
・長期的に安定する

無理のない構造で納めることができます。

押入れクローゼットは2枚でも可能?対応できるケース 

2枚折れ戸が成立するのは、

隠したい範囲が900mm以内の場合です。

例えば、

・洋服を掛けている部分だけ隠したい
・全体を覆う必要がない

といったケースでは、

・扉:約900mm
・左右に隙間を設ける

という設計で問題なく対応できます。

片側クローゼットで失敗しないポイント

片側だけ設置する場合は、以下を意識することが重要です。

・開口全体のサイズ
・隠したい範囲
・折れ戸の上限寸法
・開閉時の負荷バランス
・見た目の納まり

そして最も重要なのは、

「何枚で納めるのが正しいか」で考えること

です。

よくある質問(FAQ)

Q1. 押入れの片側だけをクローゼットにすることは本当に可能ですか?


A. はい、可能です。実際に「片側だけ扉を付けて、もう片側はオープンで使う」施工は多くあります。ただし、折れ戸の枚数やサイズは開口幅によって適切に選ぶ必要があります。

Q2. なぜ2枚折れ戸は約900mmまでが上限なのですか?


A. 当社の「押入リフォームクローゼット」では、1枚あたり約450mmを推奨しているためです。これを超えると、扉1枚あたりの負担が大きくなり、開閉の重さや金物への負荷が増えるため、長期使用に不向きになります。

Q3. 1300mmの開口でも2枚折れ戸で対応することはできますか?


A. 設置自体は可能なケースもありますが、推奨はしていません。扉が閉じたい位置まで届かなかったり、無理なサイズ設計によって耐久性が落ちる可能性があるため、基本的には3枚折れ戸をおすすめしています。

Q4. 折れ戸の枚数はどうやって決めるのが正解ですか?


A. 「何枚にするか」ではなく、
・開口サイズ
・隠したい範囲
・使い方(全面か部分か)
この3つを基準に決めるのがポイントです。結果として、最適な枚数(2枚 or 3枚以上)が決まります。

Q5. 写真で確認していただくことはできますか?


A. はい、可能です。メールやLINEなどでお写真をお送りいただければ、スタッフが内容を確認し、最適なご提案をさせていただきますのでご安心ください。

まとめ|押入れクローゼットは「枚数」ではなく「開口サイズ」で決まる 

今回のポイントをまとめると、

・片側だけクローゼット化は可能
・ただし1300mm開口では2枚折れ戸は不向き
・2枚の上限は約900mm
・無理をせず3枚にするのが最適だった

つまり、

「設置できるか」ではなく「長く使えるか」で判断することが大切です。

押入れの開口サイズが中途半端でお悩みの場合は、
単純に枚数だけで判断せず、

・どこを隠したいのか
・どう使うのか

から考えることで、失敗を防ぐことができます。

和室リフォーム本舗では、
サイズや使い方に合わせた最適なご提案を行っていますので、
お気軽にご相談ください。

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